「Energy Autonomy」とは『エネルギーの自治、自主性』の意味です。

そのSolutionは「国のエネルギーの問題を、需要家が自主性を持って、部分的にでも解いていく社会の実現」のための支援をするとの思いを込めております。

代表挨拶

東日本大震災と福島原子力発電所の事故以来、電力システムの様々な課題が浮き彫りになり将来に向けた日本のエネルギーのあり方について各方面で議論と試行が行われております。

大震災の前から課題になっていた低炭素化社会の実現については、再生可能エネルギ－の固定買い取り制度の実施により太陽光発電を中心に一歩前進したように見えますが、制度開始３年目で早くも系統接続等の問題に遭遇しています。

一方で、電力会社の経営努力にも拘わらず電力料金値上げが継続的に行われています。
国では先行している欧米の事例を研究しつつ、多方面からの有識者の意見を反映して、電力の完全自由化そして発送電の法的分離といった電力システム改革を進めており、前記のような社会の痛みを経験しながら新しいエネルギー社会を作り上げようとしています。その重要な鍵のひとつが、需要家自らが部分的にでもエネルギーの課題を解くことだと思います。

自分達で手が届く範囲で発電に参加することや、考え得る最大限の努力でエネルギー消費に工夫を凝らすことで「低炭素化の推進」「エネルギーコストの低減」「災害時にも強いエネルギーシステムの構築」など、先行する欧米に負けない洗練されたエネルギー社会を作り上げていくことが出来ると信じています。

これまでの経験を活かし、微力ながらそのお手伝いが出来ればと考える次第です。

2015年3月16日　代表取締役　松崎　正

代表者経歴

• 1978年

三菱電機株式会社入社。

電力・公共インフラに関するシステム開発に従事。主に、ICT技術を駆使したエネルギーシステムや監視制御システムを手がけ、スマートグリッド、スマートコミュニティの様々な実現形態の検討や電力自由化に伴う事業モデルの創出に注力

• 2015年

株式会社エナジー・オートノミー・ソリューションを設立。